会社が子供を育てる
コミュニティの意味が利害を共有するものであるなら、うちみたいな零細企業はまさにコミュニティ。
うちの里奈ちゃんのような優秀な女性が、その人生の各ステージでどうやったら仕事を続けていけるか、それが今一番の興味の中心で、今後5年くらいで達成しないといけない目標だと思ってる。
優秀な女の子はとても多くて、積極的に採用したいし長く働いて欲しい。ただ、母となる機会まで奪うわけにはいかない。
利害を共有する仲間として出産や子育てをむしろ労使の契約関係の軸に置いて考えたいって思っている。
私生活の一部に干渉することにはなるのかもしれないが、社員の子育てを社外の問題ではなく、優秀な労働力を失わないための取り組みとして会社として努力するのは当たり前。
異業種交流的な機会創出のためのシャアオフィスには否定的だったのだけど、子育てという共通の目標をシェア出来るような中小の経営者の人たちの話は聞いてみたい。